中国の諺(ことわざ)に「有縁千里来相会、無縁対面不相逢」という言葉があります。
(縁有れば千里も来たりて相会い、縁無ければ対面すれども相逢わず。)
縁があれば遠く千里の距離があっても会いに来る。縁がなければすぐそこにいても言葉を交わすこともないという意味ですが、私はこの言葉が好きでとても大事にしています。
少々大袈裟ですが、それこそボールペン1本ないところからの会社立ち上げでした。
全て自分で考え、自分で実行する。この単純な作業を継続していくことが零細企業の宿命。
ですが、ふと気が付いてみると、いつも周りには多くの支えてくださる方々がいました。
国内外問わずですが、同じような零細企業のオーナーの方々との連携(協業)を行っています。
弊社が進めているビジネスが比較的多様化してきているのはその効果であると感じています。
相互サポートをどう実行していくかをゆっくり且つしっかりと固めると、1人が2人、3人となり、その先にシナジー効果を生んでいくことも多いと思います。
この協業の取り組みは今後も継続、拡大してまいります。
緊張感を持った丁寧な仕事でなければならず、またそこにはスピード感が必要。
これが意外と難しい事に気が付きましたが、これを継続する事でお声がかかるという事を学びました。
出会った方々と共に築いていくという気持ちがお取引先様への新たなサービスや信頼関係に変化していく。気づきがあることがとても大事で、本当にありがたいと考えます。
言葉の問題や慣習・習慣にとまどう場面は実際に存在しますが、ご縁・絆を大切に考えていけばそれらは乗り越えていけていると感じてきましたし、のちに振り返る事が多かった気がしています。
私・弊社の場合は、ご縁を大切にしていく中で、国内も海外も繋がってきたという思いがありますので、気が付けば周りは様々な国の方々が非常に多くなっていました。
出会った人たち全てに意味があるということを感じ想いながら今のビジネスに取り組んでいます。
繋いでいく事が出来る。そんな企業であり続けたいと願っております。
代表取締役
鮫島 均